贈与税のこと。~知らないと随分税金かかる~

税金のこと。

こんにちは! クボタウンです!

一昨年末に家を建てました!32歳のころでした。ヤッタネ!

妻のご両親から結構な額のご支援をいただきまして・・・。

いただきましたタイミングが家を建てた翌年でしたので、住宅取得時系の制度は適用できず・・。

色々と調べていたら贈与税なるものがとられる可能性があることが分かったので、

先日税務署へ行ってもろもろの書類は提出してきました。私と同じように知らないことで

たくさん税金を持っていかれることがないようにぜひご紹介したいと思います!

そもそも贈与税ってなに?

 個人から年間110万円を超える財産の贈与を受けた時にかかる税金です。

つまり年間110万円を超えることがなければ特に申告する必要がなく、これを暦年課税制度といいます。

複数人から贈与を受けた場合はその合計金額が課税対象となるようです。

贈与の金額でどれくらい税金がかかるの?

  贈与税の計算を行うときにはまず基礎控除額の110万円を差し引きます。110万円を除いた額に税金がかかるシステムですね。

110万円控除後の課税価格税率控除額
200万円以下10%
300万円以下15%10万円
400万円以下20%25万円
600万円以下30%65万円

 クボタウンの場合は500万円の贈与を受けたので

110万円を引いた課税価格  500万 - 110万 = 390万円

贈与税           390万 × 20%(税率) - 25万(控除額) = 53万円

53マン!!?

すごい取られますよね?なにも申告しないでいるとこれだけ税金が持ってかれてしまうらしいです。

国民の義務とは言え・・・2人の子持ちのクボタウン家には大変痛いです。

税金ばっかり取られるのは嫌だ。どうすれば?

 住宅取得資金贈与 という制度があって上限1,500万円まで非課税、というものも

あるそうですが、クボタウン家はその対象にはならなかったので

相続時精算課税制度  というのを選択しました。

相続時精算課税制度 とは?

 60歳以上の父母または祖父母から、20歳以上の子または孫に対して財産を贈与した場合に選択ができる贈与税の制度です。必ず贈与を受けた翌年の ※2/1から3/15 の間に、書類を添付して贈与税の申告書を提出しないといけません。※生涯で2,500万円までの贈与が非課税となり、暦年課税制度は以降利用できなくなります。

(※令和2年分に関しては 4/15 まで提出期間が延長になっています。)

この期間を守らないと税務署から税金を取られると思ったら怖いですよね。

周りの人は個人間の贈与だから、そんなのバレっこないよ、とか言ってきますよ。さらっと。

でも一番損をするのは自分です。言ってきた人は損しません。このブログをもし見て当てはまる方が

たらぜひ 4/15 までに申告してもらいたいです。

相続時精算課税制度の必要な書類って?

必要な書類は以下の通りです。

  1. 贈与税の申告書(第1表、第2表を記入
  2. 相続時精算課税選択届出書
  3. 贈与を受ける側の 戸籍謄本 か 戸籍抄本 で以下の内容がわかるもの
    • 贈与を受ける側の氏名と生年月日
    • 贈与を受ける側が贈与をする側の子または孫であること
  4. 贈与を受ける側の戸籍の附票
  5. 贈与をする側の住民票

 の5つになります。1,2に関しては確定申告書作成コーナーにて

必要な内容を入力したら印刷したものを添付するだけで大丈夫です。

(※ハンコとかつくとこがあるので要注意!)

3,4,5に関してはお住いの役所に請求してください。

※注意 戸籍関係の書類は 本籍地 でないと取れません! ←これ結構忘れます。クボタウンも住んでる市役所に行ってから気づきました。本籍地は無事変更済です。笑)

まとめ

 今回の件で税金関係は知らないと大きな出費になってしまうということを改めて思い知りました。笑

義務教育などでもっと広く深く伝えるべき内容だと正直思います。税金関係は 知らない人が損をする制度なんだな、と思います。 

私自身これを機にもっと税金関係にはアンテナを張らないといけない、と強く思いました。 

これを読んだ方も是非払う必要のない税金は払わないで済むように、少し面倒な書類作成も頑張っていただきたいと思います。

以上、ありがとうございました。

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